« 任意団体の強制力 | トップページ | インフルエンザは一段落・・・か »

そろそろ、新型インフルエンザを語ろう

 ブログという形式でありながら、ちっとも最新情報を掲載してない当ブログへようこそ (^^;

 新型インフルについて、エントリーを準備した事もあるんですが・・・。正直言って、テレビをずっと観てる人の方が、最新情報については良く知ってると思います。場末の開業医が発信できる最新情報なんて無いんで、書きませんでした。

 医師会からは有益な情報は来ませんでした。送られてくるFAXは、一歩遅い物ばかり。フェーズ5になったのに、フェーズ3や4の話とかw。例えば、発熱外来の設置状況とかの情報が来ても良さそうなものですが、来たのは随分後でしたねぇ(それも「案」)。まあ、市が決める事なので、決定に時間がかかったのかもしれませんが。新型インフルがもっと強毒性で感染力が強かったら、収拾がつかなかったでしょう。

 本来、新型インフルエンザに医療体制の充実が必要と思えば、厚労省からの情報伝達は、マスコミへの発表よりも先に、「厚労省→医師会→県医師会→市医師会→各医療機関」と早め早めに流すものだと常識的には思いますが。どうも、そうなってはいないようです。厚労省は医療が大切とは思ってないみたい。また、実際に対応するのはそれぞれの自治体なので、上記の経路の間に県や市が入って、それぞれと調整してたのでしょう。

 調整の時間が必要なのに、厚労省が・・・というより舛添君が独断専行してマスコミに向かっていろいろ言うものだから、おかしな事になってしまった、と。

 空港での検疫などの水際対策は、時間を稼ぐ意味はあったと思います。今ですら対策が万全とは言えないのに、あのままGW明けに一気に流行国から患者が入ってきたら、為す術なく大流行したでしょう。厚労省は、そういう「国全体を統括する」行動や、各自治体への指示の大枠、対策のガイドライン(例示)、各種支援の方針をさっさと打ち出して、あとは地方に任せれば良いのです。厚労省が何もかもする必要は無い。

 感染症の流行を0にするのは不可能ですわ。大切なのは、起こった時に次の被害を最少にする事。敵はウイルスなのであって(つまり、決して制圧できない敵なのであって)、誰が悪いとかの議論は意味が無い。感染経路の特定もほとんど無理だけど、注意喚起くらいには意味がある。

 場末の医療機関としては、実際に患者が発生した時にどうするよの?って所が心配なわけですが。そういう点について、明確な答えって出てこない。むしろ、診察したら自主休業を迫られ、保障も全く無いって報道・・・それで協力しろって言われても無理でしょう。(最近ようやく、一般開業医に発熱外来を依頼する話と共に、まともな支援策が出てきました)

 以下、少し過激なブログを例示。「訴訟を起こすなら財務省・厚労省・国相手に」「天漢日乗」・・・自分ではここまでは書きませんが。少なくとも、財務省・厚労省の役人にタミフルを処方するのは全国民の一番最後にしないと、彼らは本気で国民のための仕事をしないだろうって思います。

 最後に。おそらく名古屋市では新型インフルは出ないでしょう。なにせ、PCRで調べなければ出ないわけですから。噂ですが、保健所に問い合わせても(厚労省が指定する流行国へ行ったのでなければ)季節性のインフルエンザとして治療するように言われるそうです。今回の新型インフルに関してはそれで治ってしまうらしいので、大丈夫・・・なんでしょう。

|

« 任意団体の強制力 | トップページ | インフルエンザは一段落・・・か »

「医療」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 任意団体の強制力 | トップページ | インフルエンザは一段落・・・か »