三大 迷惑健康番組
...と言えば、「あるある」「ガッテン」「みの」の3つです。医療関係者の誰もが困っていた処だと思います。
特に「あるある」は、あんな少ない実験サンプルでよくぞあそこまで断言できるものだと呆れる事がしばしばでしたが。テレビの影響力は凄いもので、まるっと信じちゃう人がいるんですね。今回、番組内容に捏造が多々含まれている事が判明しました。今まで騙されていた人達も、これでようやく目を覚ますんじゃないでしょうか。
じゃあ、他の2番組にも同じように捏造が含まれているから「迷惑」なのか?と思われるかもしれませんが、そこまで言うつもりはありません。(嘘の内容を放送するのは論外で、決してあってはならない事です!)
捏造問題以前から、3番組とも迷惑だったのです。その理由は...題材の取り上げ方が偏りすぎている事です。
納豆も、みそ汁も、たまねぎも、黒酢も、カプサイシン(唐辛子)も、ポリフェノールとかも、健康に良い効果があるのは本当なんだと思います。ですが、番組中でさも大発見のように、1つの事柄を集中的に取り上げるからオカシナ事になって、「〜〜食べてさえいれば大丈夫」みたいに誤解しちゃう人が出てきてしまうのです。これが困る。
個々の要素は決して「健康生活の中心に据える」ものではなく、「取り入れる」程度の重さです。そして、本当に大切なのは全体のバランスなのです。
私は常々、食事指導として
「質素な純和食を食べなさい」
と言ってます。この一言には、いろんな要素が込められています。例えば、「質素な」というところは、「食べ過ぎるな」とか「肉をたくさん食べるな」という意味だし。「純和食」となれば朝は納豆にみそ汁、おかずの中心は野菜とお魚でしょう。添えに酢の物とかも一品入りますよね。・・・どうですか? 健康に良さそうな物は自然に取り入れられています。日本食は先人の知恵の結晶です。お婆ちゃんとかが食べていたものを見習えば、迷惑健康番組に惑わされる必要はないのです。
ただ、テレビ的には「質素な純和食を食べなさい」の一言では毎週番組を続けられないし、視聴者の目を引く奇抜さはありませんから。ひたすら視聴率を目指した結果、どんどんセンセーショナルな扱いに盲進してしまったんでしょう。
今回の事件で、「テレビの話はあてにならない」ことが良く知れ渡ったと思います。これを機に迷惑健康番組と決別して、「質素な純和食を食べる」を日々実践されるのをお奨めします。


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